そう言うお前は何者なんだ

『何者』という映画が上映されている。観ていない。同じ原作者のドラマ『武道館』もJuice=Juice主演ながら、観ていない。よくわからないけど、我が心の中の中途半端な自意識が抉られそうで観られなかった。 追い詰められないとやる気が出ない。いや、追い詰…

死のこと

去年の一時期、Twitterから殆ど離れた生活をしていたため、某ツイッタラーが半年以上前に亡くなっていたことを今更知った。全く接点もないので、なんの感慨も湧かず、驚きも感じなかった。死にも生にも救済はないのだと思う。先日、蜷川幸雄が亡くなった。彼…

桜を見る機会がない

耳を掻きすぎて、外耳炎になってしまい、片耳が聞こえづらい状態のまま就職活動をしている。お陰で発話するときの負担がとてつもない。声の大きさ、話すトーン、不自由のないときには考えずに済むことに意識を払わなければならない。だからと言って聞きたく…

日記を書くということ

中高生の頃は、心の中のもやもやを紙に書き起こして、なにかスッキリしたような気持ちがしていたものだ。日記にすら満たない、雑記帳を常に携帯していた。親しい友人が少なかった代わりに、心の中は豊かであった。心の豊かな少女はインターネットに出会う。…

社会的な生活を営む権利は憲法では保証されていない

3月に入ってから、やれ就活だの説明会だのESだのと騒がしい。かく言う私も就職活動をしなければならない年になったのだ。考えてみればおかしな話である。日本はどうも、経団連がお決めになったある一定の時期に集団就職をしなければ、一生正規雇用者にはなれ…

一文が長くなってしまうという癖をなおしたいと悩み始めた中2の秋

句読点の使い方が適切にできないのは、読みやすさよりも自分の中の言葉の心地よさを優先してしまうからだ。小学生の書いた作文のように、優等生ぶった文章だって、書けないことはない。バイトのときは生徒に「句読点を上手に使って、読みやすい文章を心がけ…

文章を書く/読むということ

たまたま姉の書く文章を読む機会があって、読んでいたら、なんだか自分の書いた文章を読んでいるような奇妙な気持ちになった。人にはそれぞれ文章のリズムのようなものがあって、それは文章の巧拙というより、本人の心地よいと思うリズムだから、感覚的なも…

人間が何を言ってもエゴイズムか偽善にしかならないのではないかという疑念がある

私は大変に浅はかな人間であると思って生きてきた。大した考えもなく生きてきたし、政治も宗教も善悪も倫理も、何もわかっていない。ただ、わかることは私はとても自分勝手で、わがままで、人のためを思って生きていくことなどできないということだ。そして…

負の連鎖を断ち切る薬、あるいはフィクション

いつ東京でテロが起こるかもわからないのに、街はやれイルミネーションだクリスマスだと浮かれていて、それでも私は浮かれる気持ちになれず、ひとりでゆっくりする時間が欲しいと思ってしまう。大学の倫理の講義ではやはり教授がテロリズムについて解説して…

マンボウは向かいから来る魚とぶつかるかもしれないというストレスだけで死ぬんだよ、という話を聞いた

ずっとストレス耐性がないと思っていた。少しのストレスだけで落ち込んでしまうと思っていた。お前はストレス耐性があるから社会に出てもそれなりにやっていける、ストレスをストレスと気づかないだろうと言われた。確かにあまりストレスをストレスと気づか…

ぼくの手をとる母親が

集中特訓を断って、他の人より少し長めの休暇をもらった。10日間お休みがあるのに、その6日が過ぎてしまった。次のタームの予習とアイドルの動画視聴に若い時間を費やしてしまう。髪の毛を切るか? パーマをかけるか?有意義な夏の過ごし方なんてそれくらい…

日記が書けない

私もたいがい人格破綻者だけれども、他の人格破綻者に悩まされることが多すぎる他人からの評価だとか他人への評価だとか考え始めたらキリがないでしょ、社会のはそんなので溢れているんだけどもまとまった日記が書けないのは私が人格破綻者だからだろうかあ…

世界の果て、そこは六角形の出口

こんにちは。こんなさいはての、しかもTwitterすらも休止していたような人間のブログなど今更見ている人なんているのでしょうか。ひとに、あんたは自分に甘ったれていて社会的責任を取る能力もない、と非難されて、まあ他人によくそこまで言うなあ、と思う夢…

人生やめろ

少しずつ夢と現の境が分からなくなってくる。あれはやったかな、なんかいいことあったけどあれは夢だったかな…恋人ができるとかそういう幸せ系の夢を見過ぎたせいで現実とのあまりの差に苦しくなる。幸せ(coming soon!!)

特に

面白いことも浮かばないしネタになるようなこともない。と思ったけどこの間あうるすぽっとで『三人姉妹』を観たんだった。 チェーホフは初めて観た。もっとベタベタして気持ち悪い感じの物語(小川洋子みたいな感じ)かと思っていたが想像以上に世相を強く反映…

ヴェニスの商人を観たよ

タイトルの通り、彩の国シェイクスピアシリーズ『ヴェニスの商人』を観た。といってもだいぶ前のことである。大きな舞台転換はなし。視覚的なカタルシスを主とする蜷川演出にしては珍しい。7月に観た『盲導犬』は殆ど舞台転換なしと思わせておいて最後の最後…

赤い靴なんて観たことも聞いたこともない

こんにちは。ひくこです。すごく久しぶりに劇団四季「コーラスライン」を観た。シンプルな衣装、舞台装置で休憩なしの2時間半は正直観る人を選ぶかもしれないが私はとても好きな作品。ブロードウェイのダンサーのオーディションを描いた作品で、まあだからア…

夢から醒めないほうがいい

劇団四季『夢から醒めた夢』を観た。劇団四季のオリジナルミュージカルの中でも特に好きで、数えてみたら8回目の観劇らしい。映像でも何度か観ているからトータルすると20回くらい観ているかもしれない。演出だけ、あるいは物語だけ見たらこの作品はそれほど…

最高の夏

しばらくバイトの休みをもらって観劇と旅行を満喫した。三軒茶屋で深津絵里主演の『春琴』を観、名古屋であいちトリエンナーレ参加作品ままごと『日本の大人』を観劇。春琴は密やかでストイックな演出と出演者の素晴らしさでマイベストオブイヤー暫定1位に。…

世界の領域

自己の認識の領域とか世界の認識の領域について学んで考えたいと思ったのだけどその分野はフッサールなんですかね?地平という語は私の考える「領域」に近い気がした。

あの

ブログアプリをダウンロードして一からブログを作ったの初めてなんですが、ブログのタイトルとかってアプリからだと変えられないんですか?

頗る滑稽

私を一言で表現するなら「滑稽」以外に思い浮かばない。私の悩みも考えることもやってることも見た目も動きも全て滑稽。ダサい。しょぼい。何が面白くて生きてるんだろうか。躁鬱なのかは分からないけど今が鬱期かつ過食期であることを自覚している。

Sophia

都内某私大のオープンキャンパスに行った。私は既に大学生だが、出来れば仮面浪人してでも行きたいと思っている大学。来年度から新設されるという総合グローバル学部と、文学部哲学科の模擬授業を受けた。最近やたらとグローバルな人材だとかグローバル社会…

ヒクイドリです

演劇と哲学と親の脛を齧っている人が何か書きます。それ以上でも以下でもなし。