日記を書くということ

中高生の頃は、心の中のもやもやを紙に書き起こして、なにかスッキリしたような気持ちがしていたものだ。
日記にすら満たない、雑記帳を常に携帯していた。親しい友人が少なかった代わりに、心の中は豊かであった。

心の豊かな少女はインターネットに出会う。
自分の心の中に留まらず、他者のもやもやまで取り込み、自分のもやもやの共有を他者に求めるようになった。インターネットは、雑記帳ではない。
自分の本当の気持ちや不安を押し殺して、道化を演じることが、どれだけ精神の不安定に繋がるか。
インターネットは、雑記帳の様相を呈しながらも結局のところはコミュニケーションの場である。双方向か、一方向であるかは問題ではない。

言いたいことがまとまらなくなってしまったが、つまるところ、きちんと自分の感情を適切に出せる場所が必要なのだと思っている。