Sophia

都内某私大のオープンキャンパスに行った。私は既に大学生だが、出来れば仮面浪人してでも行きたいと思っている大学。

来年度から新設されるという総合グローバル学部と、文学部哲学科の模擬授業を受けた。
最近やたらとグローバルな人材だとかグローバル社会へ目を向けるだとか叫ばれているが、結局のところ、自己の管理にすら目を向けられない意識の高い()学生がそういった学部へ集まり、下らない討論をして、実のない結論を出しているだけのように思う。
理念のない学問は大学でも出来るじゃないか、とか。
まあそれはいいんだけど、哲学科の模擬授業は学部1年生が教授の問いに対して答えるという形式で興味深かったのだが、45分という短さでは深いところまでつつけないのが残念。
学部生も、どっかで聞いたことのあるような議論を繰り返しているだけではあったがSophia大学の哲学科は我が哲学科とは違って、1年次から討論の場が設けられているらしく、偏差値の差もあってか、意識の高い哲学科らしい意見を聞くことが出来た。まあそういう学生を選び出しているんだろうが。
「哲学へ興味を持ってもらう」というのが第一の課題だろうから、あまり哲学者についても触れていなかった(西田幾多郎が出て来たのは意外)。私が高校生の頃に参加した時はギリシャ哲学だかの講義で、アテネの学堂を説明された記憶がある。その頃の記憶がしっかりしていれば良かった。

仮面浪人は金銭的に無理なのでちゃんと今の大学で学問したいですね、